アップルは4月16日、第2世代の「iPhone SE」を発表した。価格は64Gバイトが4万4800円(税別)、128Gバイトが4万9800円(税別)、256Gバイトが6万600円(税別)。4月17日から予約注文を開始し、4月24日に発売する。
2019年後半頃から、廉価版スマートフォンとしてiPhone SEの後継モデルが登場するとうわさされてきた。iPhone 9、あるいはiPhone SE2との予測もあったが、iPhone SEの名称で登場した。
今回のiPhone SEは、iPhone 7/8と同じ4.7インチ型に変わった。サイズは、高さ138.4mm×幅67.3mm、厚さは7.3mm、重さは148g。iPhone SEは、4.7インチのRetina HDディスプレイとTouch IDを備える。チップはA13 Bionicで、iPhone 11とiPhone 11 Proに搭載されているもの。
ホームボタンを搭載し、指紋でユーザーを検出するTouch IDにより、マスクをしていてもロックを解除できる。また、Qi規格の充電器を使ったワイヤレス充電と高速充電にも対応し、30分間で最大50パーセントまで充電できるとしている。最大水深1メートルで最大30分間というIP67等級の耐水性能と防塵性能も備える。また、eSIM対応のデュアルSIMにも対応する。
カメラは、F1.8絞り値、12MP広角のシングルカメラシステムが搭載。最大5倍のデジタルズーム、ポートレートモードにも対応する。背面カメラは最大60fpsの高画質4Kビデオ撮影が可能だ。
なお、今回の発表に伴いiPhone 8はアップルのラインアップから外れている。iPhone 8の価格は5万2800円(税別)~だった。
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