IBMは米国時間3月25日、The Weather Channelが提携して、新型コロナウイルスの感染状況に関するデータを提供すると発表した。
The Weather Channelのモバイルアプリ、weather.com、オンラインダッシュボードで、郡レベルまでの詳細な感染事例を示す感染マップや、州別の傾向グラフなどの情報を入手することができる。検査センターや医療施設の場所や、その他の公衆衛生情報を追加することも計画されている。
発表によると、ダッシュボードはIBMの「Watson」を活用し、「IBM Cognos Analytics」を基盤として構築されている。
このツールは、世界保健機関(WHO)と複数の国家、州、地域当局からのデータにアクセスして分析するという。米CNETは、報告されているすべての事例を含んでいないように思われる郡が、一部存在することを発見した。最新情報については、各地域の保健当局の情報を参照した方がいいかもしれない。IBMとThe Weather Channelにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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