Twitterは米国時間3月4日、24時間で消えるテキスト、写真、動画を投稿できる機能をテスト中であることを明らかにした。ユーザーがオンラインで自分の思いをより気軽に共有することを促す狙いがある。
エフェメラル(一定時間で消える)コンテンツの共有は、SnapchatやFacebook傘下のInstagramといった他のソーシャルメディアサイトで人気が高いため、Twitterがこれを試そうとするのも意外ではない。ビジネスに特化したソーシャルネットワークであるLinkedInでさえも、消える投稿を共有する手段をテストしている。
Twitterはこの新機能を「Fleets」と呼んでいる。同社はこの機能をブラジルでテストしているため、ブラジルに居住していない人は、エフェメラルコンテンツを見たり作成したりすることはできない。この機能は、ブラジルの「iPhone」および「Android」ユーザーを対象に今週から提供される。
この機能が最終的に世界中で導入されることになれば、Twitterは、InstagramやSnapchat上に既にあるような新しいタイプの広告を表示する手段を得る可能性がある。その一方で、Fleetsは表示時間が限られることなどから、ヘイトスピーチや嫌がらせなどの不快なコンテンツのモデレーションがより難しくなる可能性もある。また、この機能が他のソーシャルネットワーク上と同じように普及するかどうかは不明だ。ツイートが既にすばやくTwitterサイト上を流れるので、ユーザーは既につかの間の思いをリアルタイムに読んでいるように感じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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