ピクスタは2月26日、同社が運営する写真・イラスト・動画・音楽素材のマーケットプレイス「PIXTA」において、ドイツのストックフォトサイト「Panther Media」、イギリスのストックフォトサイト「Alamy」と、代理販売契約を締結したと発表した。
PIXTAは、プロ・アマチュア問わず自ら制作した写真・イラスト・動画・音楽をインターネット上で売買できるデジタル素材のマーケットプレイスとして2006年5月に開設。日本を中心に、アジア各国の生活・文化にそったアジア素材を用意している。
両社には、ピクスタが2019年から注力している、アジア全域で通用するアジア人物写真素材をテーマにした「パンアジアン・コンテンツ」を中心とする約1万8700点を納品。2020年2月中にはすべての素材が販売開始になるという。また、Panther Media、Alamy以外の海外ストックフォトエージェンシーとも代理販売契約の交渉を進めており、販売先を今後も増やす方針だという。
今回は、欧州市場のマーケティングを主な目的として展開を開始し、一定の成果が出れば、PIXTAが著作権を保有するパンアジアンコンテンツだけでなく、クリエイターによって制作されているコンテンツの提供も視野に入れるという。
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