ヤフーは2月25日、同社が提供する無料のカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」(iOS/Android)において、駐車場予約サービス「akippa」との連携を開始したと発表した。
「akippa」は、契約されていない月極駐車場や、個人宅の空き地など、空いているスペースを活用し、予約駐車場として提供するサービス。駐車場拠点数は、累計33,000拠点に達しているという。
今回の連携により、「Yahoo!カーナビ」で「akippa」に登録されている駐車場を、運転前に予約可能となる。これにより、スポーツの試合やコンサートなどの多くの人が集まるイベント時において、「車で現地に行ったものの駐車場が空いていない」という状況を防ぎ、空き駐車場を探して移動する「うろつき交通」を抑制できるようになる。なお、予約には「akippa」への会員登録および、ログインが必要となる。
「akippa」を提供するakippaによると、昨今、空き駐車場を探して移動する「うろつき交通」が渋滞の一因となり、社会課題になっているという。この「うろつき交通」の抑制は、渋滞の緩和や運転中のストレス軽減、時間の有効活用につながるとされている。
一方の「Yahoo!カーナビ」は、2014年のサービス開始以降、目的地へのルート案内だけでなく、安全運転をサポートする機能などを提供している。また、2019年6月には、ソフトバンクが提供するパーキングシェアリングサービス「BLUU Smart Parking」に登録された駐車場の検索・予約機能を導入している。今回の「akippa」との連携により、予約可能な駐車場の拠点数が増加したことになる。
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