ヤフーは2月18日、即時配達サービス「PayPayダッシュ」を準備中であると発表した。正式ローンチの時期は不明だが、まずは対象地域を福岡・天神に限定して実証実験を開始するとしている。
サービス詳細も現時点では不明だが、PayPayダッシュの告知サイト内に貼られているアルバイトの求人情報には、ユーザーからの注文を受け、商品をピックアップ。そして自転車で商品をユーザーのもとへ配達すると記されている。「Uber Eats」に似た即時配送サービスではあるが、フード以外の商品も対象になるようにみえる(ヤフーによると現時点では対象商品は未定)。なお、自転車、配達バッグ、ユニフォームは貸与するとのこと。
また、PayPayブランドとしてサービス提供することから、最終的にはPayPayアプリ内からアクセスできるものと考えられるが、ヤフー広報部によると、実証実験の段階では単独のアプリとして提供するとしている。PayPayへの実装はいまのところ未定としつつ、もし導入されればEC、フリマ、タクシー配車(DiDi)に続く、PayPayが進めるスーパーアプリ化の一環となるだろう。
【2月18日17時20分訂正】ヤフーより、実証実験のタイミングではPayPayダッシュを単独アプリとしてローンチするとの指摘がありましたため、一部表現を修正しました。訂正してお詫び申し上げます。
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