Appleは、「iOS」の一部のデフォルトアプリを競合他社のものに変更できるようにすることを検討中と報じられている。Bloombergの米国時間2月20日の記事によると、「iPhone」と「iPad」でサードパーティーのメールアプリやウェブブラウザアプリをデフォルトとして選択できるようにすることを検討しているという。
その変更が加えられれば、 Appleの「Safari」ブラウザや「Mail」アプリの代わりに、Googleの「Chrome」ブラウザやMicrosoftの「Outlook」メールアプリといった競合製品をデフォルトアプリにできるようになると、 Bloombergは事情をよく知る匿名情報筋らの話として報じている。現在、iOSのデフォルトアプリの多くが、Apple独自のアプリとなっている。例えば、テキストメッセージで送られてきたウェブリンクをクリックすると、Safariが自動的に起動する。
Appleは、スマートスピーカー「HomePod」をサードパーティーの音楽アプリに対応させることも検討しているという。
これらの変更はまだ検討中の段階だが、早ければ2020年内にリリース予定の「iOS 14」と、これに伴うHomePodのソフトウェアアップデートで加えられる可能性がある。
Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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