データプラットフォームを提供するフライウィールは2月17日、グロービス・キャピタル・パートナーズ、WiL、ジャフコなどから、総額約12億円の資金調達を実施したと発表した。
同社はデータや人工知能を活用したサービスソリューションを提供する企業。2人の日本人の共同創業者は、Google、Facebook、Microsoftなどで要職を務めた経験を持ち、その他の社員にもGoogle、Microsoft、Amazonなどの出身者が多いことが特徴だ。
事業としては、データプラットフォームを軸に、独自のアドサーバーで広告パフォーマンスを最適化する「Ad Tech Solution」、顧客のLTVの最大化を図る「Mar Tech Solution」、そしてAd TechとMar Techで得たデータからインサイトを抽出して可視化する「Actionable Analytics」という3つのソリューションを提供している。
今回調達した資金は、同社が提供する各種ソリューションの一層の深化を実現するため、人材採用の強化や育成、製品開発の加速化に充てるとしている。
また、現状の世の中のデジタルトランスフォーメーションは部分最適が主流になっていると指摘。この現状に変革を促し、分断されているあらゆるデータを繋ぎ、設計することで、産業の構造改革に貢献できるよう、開発と事業に注力するとしている。
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