Appleは米国時間1月30日、刷新した「マップ」の提供を米国で開始し、欧州にも「数カ月のうちに」提供すると発表した。ナビゲーションの速度と精度が高くなり、「道路、建物、公園、空港、モールなどを包括的に表示」できるようになっている。
Appleは、数百機の航空機と車両にカスタムメイドのセンサーやLiDARを搭載し、400万マイル(約640万km)以上の距離を飛行/走行することにより、この地図サービスを一から再構築した。これにより「Googleマップ」や「Waze」などの競合製品からユーザーを獲得する狙いとみられる。
「今日の人々がどのように世界を移動するかを反映した、地球上で最高かつ最もプライベートな地図アプリを作成しようと考えて、作業を開始した」と、Appleのインターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデントを務めるEddy Cue氏は、プレスリリースで述べた。「多大な投資をした取り組みであり、プライバシーを中心に据えつつ、職場や学校までの道案内から重要な休暇の計画にいたるまでの人々の生活を、マップによっていかに向上させるかを再考するために、地図を一から再構築する必要があった」(同氏)
さらにスーパーボウルを目前に控えたマイアミでは、リアルタイムの交通案内機能を30日から提供する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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