グロービス、投資先企業の“価値向上”専門チーム「GCP X」を創設

 ベンチャー・キャピタルのグロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)は1月14日、投資先企業の価値向上の専門チーム「GCP X」を創設したと発表した。同チームにより、ユニコーン企業の継続的創出を可能とする基盤を整え、キャピタリストチームと密接に連動して多面的な支援を実施するとしている。

GCP Xが発足。写真の一番手前がGCP X Team Headの小野壮彦氏
GCP Xが発足。写真の一番手前がGCP X Team Headの小野壮彦氏

 GCP Xでは経営面でのサポートとして、(1)起業家や経営陣の伴走・自己成長支援、(2)組織戦略の策定・実行支援を実施。また、組織・人材面でのサポートとして、(1)経営陣の組成・スカウティング、(2)リクルーティングエージェントのマネジメントを行う。

 さらに、オペレーション面でのサポートとして、(1)各種オペレーションの強化、(2)ナレッジシェアリング・ネットワーキング、(3)同社アドバイザーネットワークの紹介を実施するという。

 GCP Xの創設にあわせて、ZOZOの本部長としてプライベート事業本部を立ち上げ、ゾゾスーツの開発や販売、海外72カ国へのグローバル販売展開を推進していた小野壮彦氏がGCP X Team Headに就任した。

 小野氏は、これまで同社の外部アドバイザーも担当。創業経験やプロ経営者としての事業推進経験、経営陣のヘッドハンティングやコーチング経験を兼ね備えたキャリアを持ち、今回のチームを率いるマネジメント人材としても適任との考えから、GCP Xのリーダーに就任することになったという。

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