A.L.I.テクノロジーズは12月27日、重量170グラムのレーシングドローンの予約を開始した。機体の参考価格は、2万9800円(税別)。2020年3月下旬の納品を予定している。
このドローンは、日本初の国際ドローンレースで活躍したレーシングチーム「JAPRADAR」と共同で開発したもの。機体総重量は170グラムのため、航空法の規制対象外となり、大型ドローンを用いた場合よりもドローンレースの開催場所に関する制約を減らすことができる。また、HDDもしくは4Kのカメラ搭載にも対応する。
また、A.L.I.では26日、ペイロードが最大50キログラムで、後続距離が最大20キロの物流ドローンの予約を開始した。同社が開発した空のトラフィック管理プラットフォーム「C.O.S.M.O.S」との連携によりリアルタイムのモニタリングと、遠隔自動操縦を実現している。システムはオープンソース型とし、将来の機能拡張に配慮する。
A.L.I.は、ドローンレースへの注力により、ドローン操縦や機体開発の技術発展を目指すほか、物流ドローンの開発により、垣根を越える輸送手段の実現を目指すとしている。
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