Googleは米国時間12月12日、「Android」の「メッセージ」アプリで一部の国を対象に提供してきたスパム検出機能を、米国にも拡大すると発表した。より多くの人がスパムに関する警告を受け取り、悪質なアカウントをブロックできるようになる。この機能は、疑わしいテキストメッセージを受信したときに、「Gmail」ユーザーにはなじみ深い赤色のスパムアイコンを含むアプリ内警告を発行する。続いて、そのテキストメッセージをスパムとして報告するオプションが表示される。
「メッセージのスパム対策により、スパムと疑われるメッセージや安全でないウェブサイトを検出した場合にユーザーに警告を発行する。スパムと疑われるとする警告がメッセージに表示された場合に、スパムかどうかを通知してもらえれば、スパム検出モデルの改善に役立つ」と、Googleは発表の中で述べた。スパムメッセージの報告に加えて、会話全体のブロックもできるようになる。
Googleはさらに、フィッシング対策機能「Verified SMS」を米国など複数の国でリリースした。こちらは、送信元の企業がなりすましでないかどうかをメッセージ毎に確認するというもの。正規のものであると確認されれば、社名やロゴに加えて認証バッジが表示される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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