ホームネットは11月18日、ビレッジハウス・マネジメントとともに、ハローライトが開発したIoT電球「HelloLight(ハローライト)」のテスト導入を、11月30日に開始すると発表した。ビレッジハウスが管理する、埼玉県さいたま市の「ビレッジハウス大谷」10戸を対象物件として実施する。
ハローライトは、LEDとSIMが一体化したIoT電球。通常の電球をハローライトに交換するだけで点灯状況の通信が可能となり、24時間の点灯と消灯をチェックし、その動きがない場合は、翌日にメールで通知する仕組みだ。
電球一つ一つに割り振られた製造番号により、どの部屋からのSIM発信なのかを判断。Wi-Fiルーターや電源コンセント、設置工事は不要で、電球の点灯と消灯だけで安否確認をするため、プライバシーを守りつつ、単身高齢者の見守りが可能となる。
ホームネットは、全国24カ所の都道府県で「居住支援法人」の指定を受け、2016年より住宅確保要配慮者の入居支援サービスとして、週2回の安否確認に入居者死亡時の費用補償を付帯した「見まもっTEL プラス」を提供している。入居支援サービスとして、今回のハローライトを採択する予定だ。
一方のビレッジハウス・マネジメントは、旧雇用促進住宅を一括取得し、「ビレッジハウス」としてリブランディング、リノベーションした1063物件、10万5067戸を、全国47都道府県で運営、管理する賃貸住宅サービス会社。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス