米国電気電子学会(IEEE)は、過去50年間に発売された、画期的な消費者向け電子機器50製品を紹介している。ソニーの「Walkman」やAppleの「iPhone」など金字塔的なガジェットが並び、日本企業の製品は14種類が選ばれた。
IEEEは、1968年発売のソニー製ブラウン管テレビ「Trinitron」およびElectrolert製レーダー探知機「Fuzzbuster Radar」から、2016年発売のAmazon.com製スマートスピーカー「Echo Dot」およびApple製ワイヤレスイヤホン「AirPods」まで50製品を選び、新たな製品分野を創造したと評価している。スマートフォンやPCのような機器は、働き方や暮らし方を根本から変え、登場以前の生活が思い出せないほどだとした。
興味深い製品としては、1977年発売の「Atari 2600」や「Tandy/RadioShack TRS-80 Model 1」といったPC、1979年発売のWalkman、1990発売のポケベル「Motorola Advisor Pager」、2004年発売のアクションカメラ「GoPro Hero」、2005年発売の携帯ゲーム機「Sony PlayStation Portable(PSP)」、2007年発売のiPhone、2009年発売のアクティビティトラッカー「Fitbit」、2015年発売のスマートウォッチ「Apple Watch」、2016年発売のAmazon Echo Dotがある。
選ばれた製品数がもっとも多かった企業は、TrinitronとWalkman、PSP、ビデオカメラ「DCR-VX1000」という4製品の入ったソニー。Appleは、iPhone、Apple Watch、AirPodsの3製品で2位。
日本企業の14製品は以下のとおり。
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