Dropbox Japanは11月14日、Atlassianのプロジェクト管理ツール「Trello」との連携を発表。順次適用され、すべてのDropboxプランで利用できるという。
DropboxはAtlassianの製品をDropboxと統合するため、6月にパートナーシップを発表。今回の連携はその成果のひとつとしている。Trelloは、チームでの効果的な共同作業に欠かせない柔軟性をもたらすツールとして評価されており、TrelloとDropboxが連携されることで、プロジェクト管理とコンテンツへのアクセスが1カ所に集約。コンテンツで作業しながらプロジェクトのタスクをこなすことが可能になりるとうたう。
まず、コンテンツへのリンクをコピーして貼り付ける代わりに、Dropboxの新しいデスクトップアプリならびに、dropbox.comから直接コンテンツをTrelloに送ることができる。Dropboxの画面を表示したまま、Trelloの既存カードや新規カードにファイルを追加できるため、アプリを切り替える必要がなくなる。そのため作業の手間を減らせるほか、常に最新のコンテンツをTrelloカードに添付しておけるようになるとしている。
また、DropboxのファイルをTrelloカードに添付すると、そのファイルのプレビューが自動生成され、すべてのメンバーがTrelloの画面でプレビューを参照できる。175種類以上のファイル形式に対応しているため、例えばPhotoshopがなくてもPSDファイルが、PowerPointがなくてもPPTXファイルを表示できるという。さらにプレビューしたファイルをMicrosoft Office OnlineやG Suiteなどのオンラインツールで直接開くことも可能。ここでファイルに加えた変更はDropboxに保存されます。
なお、Trelloカードに追加したDropboxのファイルはサムネイルとして表示されるため、クリックしなくても共有コンテンツの中身を簡単に把握できる。コンテンツへの共有リンクをサムネイルから直接コピーすることも可能としている。DropboxとTrelloとの連携は順次適用され、すべてのDropboxプランで利用できるという。
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