IKEAが手頃な価格のスマートLED電球をスマートホーム製品のラインアップに追加している。ガラス部分がブラウンに着色されたレトロ風の電球で、米国では9.99ドル(約1080円)で販売される。明るさは最大250ルーメンでワイヤレス調光にも対応する。IKEAの商品説明では「昔の電球のフィラメント、ほのかに色が付いたガラス部分、暖かみのある光を再現した」とされている。9to5Toysが米国時間11月13日、この電球の発売について報じていた。「TRÅDFRI」シリーズでこの電球を操作できるリモコンも別売りで用意されている(15.99ドル、約1700円)。
IKEAは2017年にスマートホーム製品のラインアップを発表した。当初は電球、照明パネル、キャビネット用の照明のほか、アクセサリー類(リモコン、モーションセンサー、ルーターゲートウェイ)などが発売された。
現在は、形やサイズもさまざまなスマート電球10種類以上をそろえ、米国では8.99〜19.99ドル(約980〜2170円)で販売している。ハイエンドモデルの電球では、光る色を9色から選ぶことができる。また、ゲートウェイ、調光スイッチ、モーションセンサー、リモコンなどのアクセサリーと電球をセットにしたキット製品も販売されている。TRÅDFRIシリーズのリモコンでは、最大で10個までのLED電球を操作できる。
さらにIKEAは最近、スマートブラインド「FYRTUR」の販売も開始している。当初米国などで4月に発売予定だったが、ファームウェアの改善を理由に発売が延期されていた。付属のリモコン、あるいはTRÅDFRIゲートウェイと「IKEA Home smart」アプリを使うと、ワイヤレスで操作できる。また、「Google Home」での音声による操作も可能で、Appleの「HomeKit」とAmazonの「Alexa」も今後サポートされる予定だとIKEAでは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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