Googleは米国時間10月15日、ニューヨークで開催したイベント「Made by Google '19」で、小型スマートスピーカーの新モデル「Nest Mini」を発表した。2017年には、販売中の「Google Home」を小型化して価格を抑えた「Google Home Mini」を発売している。同じ音声アシスタント機能「Googleアシスタント」を搭載しながら、49ドル(日本では税込6480円)とより安価になったことで、Google Home Miniは同社のヒット商品となった。
この小型スマートスピーカーの新バージョンがNest Miniだ。Googleはスマートホームデバイス製品を「Nest Hello」「Nest Hub」「Nest Hub Max」など「Nest」ブランドに移行させている。
Nest Miniは先代モデルと同じ49ドルだ。15日から米国などで「Google Store」より予約注文が可能となり、10月22日にBest Buy、Target、Walmartなどの店頭で販売開始される。Home Miniと新しいNest Miniのデザインは一見よく似ているが、重要なアップデートがいくつか施されている。
カラーは、コーラル、チョーク、チャコール、スカイの4色が用意されている。上部の繊維部分は、デザインも質感もHome Miniに似ているが、Nest Miniでは再生プラスチックが100%使われている。また、壁掛けに対応している。
最大1TeraOPSの処理能力を持つ専用の機械学習チップを内蔵している。米国で、Nest Miniはほとんどの一般的なコマンドを学習可能であるほか、それらがローカルで処理され、より高速に応答できるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」