インフォマートは10月11日、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 受発注」と、スマートショッピングが手掛ける「IoT機器スマートマット」を活用した在庫管理ソリューションとのサービス連携を開始したと発表した。
同社のBtoBプラットフォーム 受発注は、外食チェーン・給食会社・ホテルなどと、その取引先である卸会社との間の受発注・請求業務をWeb上で行えるクラウド型のプラットフォームサービス。
日々行われる発注・受注から請求までをデータ化し総合管理することで、双方の業務を効率化。時間短縮、コスト削減、生産性向上を実現できるという。8月末現在で3万8565社が利用している。
スマートショッピングのIoT機器スマートマットは、電池で動作する在庫専用のIoT重量計。倉庫・オフィス・冷蔵庫などあらゆる場所に置くことで、手軽に在庫管理が可能となる。IoT機器スマートマットを活用したIoTソリューションでは、オフィス・飲食店・工場・流通・病院など幅広い業種の法人ユーザー向けに、在庫管理・自動発注サービスを提供している。
今回のサービス連携により、在庫管理・棚卸業務を大幅に効率化できるほか、発注に関しても残数が減ったタイミングでIoT機器スマートマットが検知し、BtoB プラットフォーム 受発注を通じてた自動発注が可能となる。
具体的には、IoT機器スマートマットの上に、BtoBプラットフォーム 受発注を利用して自動発注したい商品を設置し、スマートショッピングが提供する管理画面で初期設定を実施(発注点情報を含む)。するとIoT機器スマートマットが定期的に残数・残量を計測し(計測頻度は設定可能)、発注点を下回ったタイミングでBtoBプラットフォーム 受発注が自動で発注を行う。BtoBプラットフォーム 受発注を介すことで、請求金額の処理も従来通り対応でき、作業時間が50%削減できるという。
また、発注業務の自動化を通じて、誤発注や発注漏れを抑えられるほか、棚卸・発注業務をシステムへと移管することで、大幅に作業時間を短縮可能。
ただし、同社が提供するBtoBプラットフォーム 受発注の「アップロード機能」の契約が必要となる。
同社では今後、BtoBプラットフォーム 受発注とIoT機器スマートマットのサービス連携を通じて、同業界における省人化・自動化を推進すべく、導入企業を積極的に開拓していく予定だという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力