Microsoftは米国時間10月8日、「Windows 10 Insider Preview」ビルド18999(20H1)を「Fast Ring」テスター向けに公開した。このアップデートは、「Android」搭載スマートフォンで着信した音声通話にPC上で応答できる機能「Calls」を備える。Windowsのこの機能は、PCに搭載されているスピーカー、マイク、ディスプレイを利用し、PCで通話の発信と着信、着信拒否が可能になる。
Calls機能は、8月に開催されたサムスンのイベント「Unpacked」で発表された。この機能を利用すると、着信をスマートフォンのボイスメールに転送できるほか、PCから最近の通話履歴にアクセスしたり、スマートフォンとPCの間で通話を転送したりすることもできる。
この機能を利用するには、「Android 7.0」以降のスマートフォン、Bluetoothを搭載し、ビルド「19H1」以降のWindows 10 PCが必要となる。Windows 10のバージョンは、ビルド18362.356以降が必要だ。
Calls機能は、今後数日のうちにビルド19H1以降のテスターに提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス