ホワイトハウスは、米国時間7月11日に開催するソーシャルメディアサミットにFacebookとTwitterを招待していないと、CNNがこの件に詳しい匿名の情報筋の話として報じた。ホワイトハウスは招待者を公表していないが、この大手2社が排除されるのは驚きではないと情報筋は述べている。
Facebookの広報担当者は、同社がサミットに招待されていないことを認めた。Twitterとホワイトハウスはこの件についてコメントを控えた。
TwitterとFacebookを排除するという選択は、ソーシャルメディアサイトが政治的に反保守に偏っているというDonald Trump米大統領の不満に端を発している可能性がある。TwitterとFacebookはこの種の批判を再三否定しているが、Trump大統領や一部の議員は依然としてそうした懸念を表明している。
Trump大統領は3月、FacebookやTwitter、Googleの関係者が「共謀」しており、対策を講じる必要があると発言した。Trump政権は5月には、政治的偏見のためにソーシャルメディアのアカウントを凍結、報告、または停止されたと思っている人が、政府と情報を共有できるようにするウェブサイトを開設している。
ホワイトハウスが6月の発表時に説明したところによると、7月11日のサミットは、「デジタル分野のリーダーが一堂に会し、現在のオンライン環境におけるチャンスや課題について活発な議論を交わす」イベントだという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス