アマゾンジャパンは7月8日、注文商品を受け取りやすくする配送オプションとして「置き配指定サービス」のエリアを拡大すると発表した。3月ごろから一部のエリアに限定して展開していた。
アマゾンで商品を注文する際に置き配指定サービスを選択すると、不在の場合や在宅中で手が離せない場合でも、自宅の指定場所へと商品が配送され、サインなしで受け取れるようになる。デリバリープロバイダーを中心とした配送パートナーによって配送されるエリア内で、配送オプションとして「置き配」が表示される注文者に限り利用できるという。
届け場所の指定先には、「玄関」「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」のいずれかが選択可能。配達完了時に、専用アプリで届け場所が撮影され(希望により撮影しない設定も可能)、配達完了通知メールや配送状況確認画面から確認できる。天候などの状況により置き配指定場所への配送が難しい場合は、注文者に連絡のうえ、都合や要望を確認するなど柔軟に対応するという。
実施エリアは、東京都(江東区、渋谷区、新宿区、世田谷区、中野区、板橋区、北区、目黒区、杉並区、台東区、豊島区、大田区、品川区、練馬区、武蔵野市、三鷹市、西東京市)、神奈川県(横浜市磯子区・栄区・青葉区・港南区、川崎市、綾瀬市、海老名市、三浦市、横須賀市、高座郡寒川町)、埼玉県(春日部市、越谷市)、愛知県(名古屋市昭和区・瑞穂区・中区・中村区・熱田区)、静岡県(浜松市西区・中区・東区・浜北区・北区)、大阪府(茨木市、高槻市、摂津市)、福岡県(福岡市中央区・博多区)。今後も大都市圏を中心に対象エリアを順次拡大するという。
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