ゲーミングデバイス「Mad Catz」を展開するMad Catz Globalは6月28日、日本に再上陸し、マウス3製品の国内販売を開始する。
Mad Catzは1989年に米国で設立。1990年代には米国を代表するゲーム周辺機器メーカーとしてゲーミングデバイスを展開していたものの、2017年に破産。市場から去っていたものの、香港に拠点を置くMad Catz Globalとして2018年に復活。米国などでマウス、キーボード、ヘッドセットなどの販売を再開していた。
国内第1弾となる製品はゲーミングマウスで、「R.A.T. 4+」(市場想定価格は7980円(税別)前後)「R.A.T. 6+」(同9980円(税別)前後)「R.A.T. 8+」(同1万2800円(税別)前後)の3製品。2017年以前のR.A.T. 4、R.A.T. 6、R.A.T. 8のデザインを踏襲しつつ、センサーなどのデバイスを見直したモデルという。
国内販売については廣瀬無線電機が代理店を担当。6月28日からヨドバシカメラにおいて先行販売を行い、7月31日まではキャンペーン価格として販売。それ以降、販売店舗を拡大していくとしている。
今後日本市場に向けてキーボード、ヘッドセットなどを順次販売していくという。また、先だって行われた記者説明会において、Mad Catz Global General ManagerのBill Lo氏は、破産した事実があることに触れ「過去の失敗から学び、新たな出発のために、社員総出で努力をし続けている」と語る。直近は過去の製品をリフレッシュしたモデルを展開しているが、テクノロジなど未来への投資を積極的に行っているとし、今後はゲーマーが求める新製品を生み出し、ゲーミングのビジネスをさらに引き上げていくとした。また、かつてはアーケードスティックコントローラーで評判の高い製品も展開していたが、再投入については「予定がある」と回答した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」