Googleは米国時間6月20日、「Googleマップ」や「Google検索」上のビジネスプロフィールを改善する新機能を発表した。ビジネスプロフィールとは、レストランの評価や人気の料理の写真、営業時間やレストランの電話番号など一般的な情報を表示するページのことだ。
これにより、ビジネスオーナーはプロフィールの上部に表示されるカバー写真を容易に設定できるようになる。さらに、新しい略称とURLを作成することも可能になる。顧客は略称とURLを使って、ビジネスプロフィールを他者と共有できる。ビジネスオーナーは限定的な特典を提供することで、Googleでフォローしてくれている人々に報いることもできる。顧客への対応が優れており、プロフィールを最新の状態に保っている企業は、バッジを獲得し、「Local Favorite」(地元のお気に入り)の勲章を得ることができる。
Googleは店舗オーナーがウィンドウなどに貼るステッカーを容易にダウンロードしたりできるウェブサイトも公開した。例えば、Googleでのレビューやフォローを促すステッカーがある。
「最初に世界の地図の作成に着手したとき、われわれが最初に注力したのは、ユーザーがA地点からB地点へと移動するのを助けることだった。やがて、人々はさまざまな店舗について、より多くの情報を求めるようになった」と、Googleのエンジニアリング担当バイスプレジデントであるBhavesh Mehta氏は、サンフランシスコで開催された報道陣向けのイベントで語った。
これらの新機能は、ローカルビジネスを対象とするYelpなど他のサービスに対抗するものだ。Yelpも、評価などの情報を含むビジネスプロフィール機能を提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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