HTCは米国時間6月9日、最新の仮想現実(VR)ヘッドセット「VIVE Pro Eye」を北米で発売した。
企業向けに設計された1599ドル(約17万4000円)のVIVE Pro Eyeは、2018年の消費者向けの「VIVE Pro」を進化させたものだ。具体的には、すでに強力だったVive Proに高精度のアイトラッキング(視線追跡)、ヒートマッピングや視線追跡によるさらに詳しいデータ分析などの機能が追加されている。
CESで最初に発表されたVIVE Pro Eyeは、PCと接続するVRゴーグルで、BMWとメジャーリーグベースボール(MLB)ですでにファンを獲得しているようだ。同ゴーグルを使って、BMWは「BMW M」シリーズにバーチャル試乗できる体験、MLBは従来型のコントローラー不要で新しいホームランダービーのゲームをプレイできる体験をそれぞれ提供している。
消費者向けの799ドル(日本では9万4000円)のVIVE Pro HMDと同様、VIVE Pro Eyeにもコントローラーは含まれない。これら2つのヘッドセットのスペックには、片眼1440×1600の解像度、3.5インチのディスプレイ、90Hzのリフレッシュレート、110度の視野、同じ最小PC要件など、共通点も多い。
VIVE Pro EyeはVive.comおよび一部の小売店で発売されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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