Googleには3月時点で、フルタイムの社員が世界中に10万2000人いたが、それを上回る膨大な労働者の一団として、臨時雇用の従業員や契約社員が12万1000人いるという。The New York Timesが米国時間5月28日に報じた。
これらの従業員は通常、常勤の社員よりも収入が少なく、福利も異なる。Googleの労働者たちが2018年11月、主要幹部らへのセクシャルハラスメントの主張に対する会社の処遇に抗議し、歴史的なストライキを実施した際、ストを組織した人々はこうした「影の労働力」の扱いの改善も要求した。臨時雇いの労働者たちはまた、Googleには「使い捨て」の社風があるとの不満を訴えてきた。
人事担当バイスプレジデントのEileen Naughton氏は文書でこう述べた。「誰かが良好な体験をしていない場合のために、当社は、不満を報告したり懸念を表明したりできるよう多くの方法を提供している。(中略)われわれは調査を行い、個人に説明を求め、影響を受けた人にとって物事が正常化するよう取り組む」
今回の報道は、Googleの労働者たちがこの1年で、いくつかの職場問題について抗議行動を起こしてきたことを受けたものだ。従業員たちはまた、同社の軍事契約と中国における事業に対しても抗議の声を上げてきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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