Spotifyは、車内で声の操作により音楽やポッドキャストを再生できるデバイス「Car Thing」をテストすると発表した。
Spotifyは、Car Thingを使う目的について、車内で人々がどのように音楽などを聴くかを調査することのみだと述べている。同社が注力するのは、ハードウェアを開発することではなく、世界最大の音楽プラットフォームになることだという。
「当社には現在、この特定のデバイスを販売する計画はない」(Spotify)
「われわれは将来、声に特化した同様のテストを実施するかもしれないので、『Voice Thing』『Home Thing』などと聞いても驚かないでほしい」(同)
Car Thingの当面の目標は、運転者が長時間の通勤を乗りきれるよう支援する方法を見つけ出すことだ。Spotifyによると、米国人の年間運転時間は総計で700億時間に及ぶという。
ごく一部の「Spotify Premium」ユーザーがこのテストに招待されており、テストは米国のみで実施される。
「このテストから学んだことは、あらゆる場所での聴く体験をわれわれがどのように発展させるかに反映されることになる」とSpotifyは説明している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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