Amazonは5月16日、新型タブレット「Amazon Fire 7」とキッズ向け「Amazon Fire 7 キッズモデル」を発表した。出荷開始は6月6日を予定している。
新しいAmazon Fire 7は、7インチIPSディスプレイ(1024x600ピクセル)を搭載し、Wi-Fi接続時に音声だけでAlexaにアクセスできるハンズフリーモードに対応。新型プロセッサ(クアッドコア1.3GHz)を搭載し、アプリや動画再生、ブラウザなどの高速動作が可能になったとしている。RAMは1GB、バッテリー持続時間は最大7時間。
インターフェイス類は、microUSB、3.5mmオーディオジャック、最大512GBまで対応するmicroSDカードスロットを備えるほか、フロント・リアそれぞれに200万画素のカメラを搭載。720pでの動画撮影にも対応した。サイズは192x115x9.6mm、重さは286g。
価格(すべて税込)はストレージ別に、16GBモデルが5980円、32GBが7980円。また、縦横問わずタブレットを立てられる純正カバー(セージ、チャコールブラック、プラム、サンドオレンジ、トワイライトブルー)も用意した。価格は2690円。
キッズモデルでは、Amazon Fire 7と同じく7インチIPSディスプレイ(1280×600ピクセル)、1.3GHzクアッドコアプロセッサ、RAM1GB、16GBの内部ストレージ、最大512GBに対応したmicroSDカードスロットを搭載。最大で4人分のプロフィールを設定でき、それぞれ異なる設定でタブレットが運用できる。落下も想定した、ハンズフリー利用ができるスタンド型カバー(ブルーとピンク)を付属する。
加えて、児童書や知育コンテンツ、ビデオ、ゲームなど、数千点におよぶ幅広いコンテンツの中から3〜12歳の対象年齢に応じたコンテンツを楽しめるサブスクリプションサービス「Amazon FreeTime Unlimited」の利用権(1年間)が付与される。1年後は有料期間に自動更新され、プライム会員は月額480円、一般会員は月額980円で引き続きコンテンツが利用できるという。
みまもり設定(ペアレンタルコントロール)も用意され、保護者は子供が使用するウェブサイトやビデオ、英語タイトルを含む各コンテンツへのアクセスを事前に調整できる。1日当たりの総利用時間を設定したり、FreeTimeの使用範囲を調整することで、教育コンテンツで日々の学習目標を設定し、それらを達成するまでエンターテインメント系コンテンツへのアクセスを遮断するといった使い方もできる。
このほか、平日や週末ごとの利用時間管理やアクティビティ別のタイムリミット設定、ベッドタイム設定、コンテンツの追加や削除、ウェブブラウザの有効化などにも対応する。
価格は11980円。タブレットが破損・故障した場合でも、2年間の限定期間内に返品すれば、無償で取り替え可能だ。
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