A.L.I.テクノロジーズは5月15日、広島県の呉市に対し、緑化プロジェクト向けのドローンソリューションを提供したと発表した。
今回提供したソリューションでは、ルート設定による自動飛行機能のほか、緑化用種子や肥料を自動で散布する機能を持つドローンを使用。ドローンの安全管理を担う操縦士も、ドローン操縦士養成スクール「DRONE BUSINESS ACADEMY」より派遣する。
広島県呉市では、2018年7月の記録的豪雨により、大規模な土砂災害が発生した。被害を受けた地域を緑化するには、危険手当を含む多大な人件費が必要となる。今回のソリューションを活用することで、人力作業では危険度が高い場所において、種子散布期間の短縮や費用の削減、作業員の安全確保が可能となる。
A.L.I.は、今回のソリューションは多様な種子の散布に対応しているとし、農業や芝生化のような、広範囲の種子散布にも適しているとする。
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