凸版印刷は5月9日、CoLife(コーライフ)との資本業務提携を発表した。凸版印刷のデジタル事業や建装材事業などのノウハウと、CoLifeの住宅メンテナンスサービス領域における知見を融合し、未来の住空間づくりを推進する。
凸版印刷は、建装材事業に加え、電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」や、家電や住宅設備をPCやスマートフォン上で管理できるサービス「IEMANE(イエマネ)」などを展開している。
一方のCoLifeは、住宅備品のeコマース事業や、住宅設備交換事業などを展開。メンテナンスサービスプラットフォーム「イエコン」は、会員数が3万世帯を超え、スマートフォン向けに「イエコンアプリ」も提供している。
今回の提携により、CoLifeのイエコンと、凸版印刷のマーケティングや決済などのITサービスを組み合わせ、見積もりの自動化や故障予測などの機能を実装するとともに、両社のネットワークを用いた拡販を進める。
さらに、イエコンにおける住宅備品の購入や、住宅設備交換工事、小修繕工事メンテナンスなどのニーズに対し、凸版印刷の建装材や住宅備品を販売。住宅関連備品のEC販売事業の展開を目指し、イエコンなどによって得られたデジタルデータを活用して、CRMなどのデータマーケティング事業を共同で展開する予定だ。
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