メドピアは5月7日、ファーマインターナショナルと業務提携契約を締結したと発表した。今後、両社の資産を活用して(1)コンテンツの企画・制作から配信、効果検証までの連携、(2)医師集合知を活用した新コンテンツの共同開発、(3)医師会員連携およびサービス連携を実施する予定だという。
ファーマインターナショナルは、医療用医薬品を主とするヘルスケア製品専門のコミュニケーションエージェンシー。50社以上の製薬企業をクライアントに有し、新薬上市のタイミングから深く関わりマーケティングを支援している。
また、多様な疾患領域におけるマーケティング・コミュニケーションの経験を持ち、年間4000点以上に上る多種多様な資材、デジタルコンテンツ、アプリケーション、イベントなどを企画制作している。
同社は、医師12万人以上(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営。薬剤評価掲示板や症例相談など、多様なコンテンツを通じて集積される医師の「集合知」によって、医師の臨床を支援すると同時に、製薬企業等の医療関連企業に対してMedPeerを活用した医師向けのマーケティング支援を実施している。
製薬企業においてオンラインを活用した医薬品マーケティングの重要性が高まる中、従来の広告配信を中心としたマーケティング支援のみならず、医薬品マーケティングにおける戦略策定からコンテンツ制作、配信、効果検証までのバリューチェーンをワンストップで支援できるよう体制を強化している。
今回、ファーマインターナショナルとの業務提携によって、医薬品マーケティングを目的としたコンテンツの企画・制作を強化し、医薬品マーケティングにおける戦略策定からコンテンツ制作、配信、効果検証のバリューチェーンを、より強力に支援する。
また、ファーマインターナショナルが運営する医療従事者向けの各種メディアや医療系通信社との連携も検討。双方の医師会員基盤の拡大やサービスレベルの向上を目指すという。
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