FANTAS technologyは5月8日、AIを駆使した投資用不動産の価値、見える化サービス「FANTAS check」の精度向上のため、技術顧問として明治大学教授の高木友博氏を迎えたと発表した。
不動産の買取価格は、不動産業者や担当者が主観的に算出することが多く、価格の算出方法や情報の不透明性が課題とされていた。FANTAS technologyでは、客観的に適正価格を算出し正当な価格で買取するため、保有する12万室のマンションデータを分析し不動産の適正価格を算出する「FANTAS check」を開発。マンション名や号室を選択すると、オーナーが実際の売却額を知ることができるサービスを提供し、課題解決を目指している。
高木氏は、計算型人工知能の一種であるファジィ理論の権威。マーケティング理論にも精通し、高精度推薦エンジン、高精度ターゲティングとマーケティング全体の高度デジタル化に関する先端的研究を行っている。
今回高木氏を技術顧問に迎え、さらなる技術開発を強化する方針。明確な基準がない国内不動産市場の賃料相場を算出できる仕組みを構築し、ワンルームマンション市場にはなかった適正価格から賃料相場までを、簡単に調べられるサービスを目指すとしている。
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