Appleが企業買収に熱を入れているようだ。最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏がCNBCに語ったところによれば、同社がこの半年間で買収した企業の数は20〜25社にのぼっており、2018年の18社を上回っている。
「われわれにとって必要で、うまくフィットする可能性があり、戦略的な目的のある企業はすべて買収している。その結果、平均2〜3週間に1社を買収している」と、Cook氏は米国時間5月6日に公開されたインタビューで語った。
この件についてAppleにコメントを求めたが、回答は得られなかった。だが、Cook氏はCNBCに対し、Appleが求めているのは「人材と知的財産」であるため、買収は通常公表していないと語った。Appleの直近の決算報告によれば、同社は2254億ドル(約25兆円)の現金を保有しており、その購買力は非常に高い。
Appleが過去に買収した企業には、オーディオ機器メーカーのBeats Electronics(2014年)や、デジタル雑誌購読サービスのTexture(2018年)などがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」