蓄電技術の一種であるスーパーキャパシタ(ウルトラキャパシタ)開発などを手がける米Maxwell Technologiesは、Teslaによる買収で最終合意に至った。買収は株式交換で実施し、MaxwellはTeslaの100%子会社になる。
Maxwellは、電力供給および電力蓄積向けの各種ソリューションを開発、提供する企業で、特にスーパーキャパシタに関する特許や技術、製品を持つ。一方のTeslaは、電気自動車(EV)と大容量バッテリーのメーカーであり、現在はリチウムイオン電池を採用している。今回の買収で、Teslaはスーパーキャパシタ技術を獲得することになる。
Teslaは、Maxwellの全発行済株式を1株当たり4.75ドル(約522円)で、Teslaの普通株と交換して買収を実行する。買収手続きは、2019年第2四半期末までに完了する見通し。
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