ライカMマウント対応のレンジファインダー式デジカメ「Pixii」--欧州で約45万円から

 フランスのPixiiは、ライカMマウント交換レンズに対応するレンジファインダー式デジタルカメラ「Pixii Camera (A1112)」について、販売地域と発売時期、価格を発表した。

ライカMマウント交換レンズに対応するデジタルカメラ(出典:Pixii)
ライカMマウント交換レンズに対応するデジタルカメラ(出典:Pixii)

 12月14日に購入申し込み受付を開始し、12月後半にフランス、スイス、ルクセンブルク、英国向け出荷を始める。そのほかの欧州向け出荷は、2019年1月初めの予定。その他地域での発売時期などは、2019年第1四半期に発表する。

 欧州での20%付加価値税込み販売価格は、内蔵メモリ8ギガバイトの「シルバーアルミニウム」モデルが3480ユーロ(約44万8000円)から、「スペースグレイ」「ブラック」モデルが3540ユーロ(約45万6000円)から。32ギガバイトのモデルは3850ユーロ(約49万5000円)から。ただし、発売時期は2019年の早い時期になる。

 Pixiiは、ライカMマウントのレンズを装着可能なデジタルカメラ。変換アダプタを使えば、M39/LTMのレンズも使える。液晶モニターを搭載しておらず、構図などはレンジファインダーを使って決める。フォーカスと絞りはマニュアル操作となる。シャッター速度は自動またはマニュアル。

光学レンジファインダーで構図を決める(出典:Pixii)
光学レンジファインダーで構図を決める(出典:Pixii)

 撮影した写真は、8ギガバイトまたは32ギガバイトの内蔵メモリに記録され、無線LAN(Wi-Fi)接続したスマートフォンから確認できる。PCにUSB接続して写真を転送することも可能。

 ファインダーは光学式で、明るくクリアな像が確認できるという。倍率は0.67倍で、21mm相当。40/50mmと28/35mmレンズ用のLEDバックライト付きフレームラインが表示され、パララックス自動補正に対応している。露出情報もファインダー内に表示される。

レンズ資産をデジタル写真にいかせる(出典:Pixii)
レンズ資産をデジタル写真にいかせる(出典:Pixii)

 撮像素子は、APS-CのCMOSセンサ。画素ピッチは5.5マイクロメートルで、4080×2732ピクセルのRAW画像とJPEG画像を記録できる。ISO感度は200を基本とし、100から6400の範囲で調整できる。

 電源は内蔵バッテリで、USB経由で充電する。サイズは138×79×33mm、重さは約460g。

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