登場するメンバー15人は、いずれも個性的。普段のコミュやストーリーを通じてお気に入りのアイドルを見つけて、愛着を持って接するのも楽しみ方のひとつだ。そうしたなかでも、シリーズのファンやゲーム好きが目を引くメンバーが存在する。
そのうちのひとりは、中等部2年生の伊澄いずみ。レトロゲーム好きで、夢は国民的ゲームアイドルになること。そしてトップゲームアイドルになって、グラディウスの続編を作ってもらうことを目標としているという。これだけでも、ゲーム好きであれば応援したくなるようなものだ。
談話室では、グラディウスと思われるゲームをプレイしている光景が見られるほか、ストーリーでは、懐かしの「ラグランジュポイント」と思われる話題を持ち出すなど、本当にレトロゲーム好きというのが伝わるような会話をする。ほかにも何かとゲームに絡めた表現で話したり、ゲーム好きであればクスっとしてしまうようなネタも織り交ぜるなど、ひときわ目を引く存在となっている。
さらにロード画面でいずみが登場したときには、CD「月刊ときめきメモリアル」から生まれた「ユウタイ動物のうた」とおもわれる曲のワンフレーズがあったり、「ときめきメモリアルドラマシリーズ Vol.2 彩のラブソング」にあるミニゲームの漫才ネタを披露するなど、かなり細かいネタまで盛り込まれている。
もうひとりは、高等部1年生の片桐奈々菜。歌とギターが好きで、英語交じりの独特な言い回しが特徴。それは奈々菜の心の師匠による影響とされている。シリーズを振り返ると、この喋り方は初代作の片桐彩子を思い起こさせる。
もちろんオリジナルの世界観を重視した楽曲やコンテンツ、また他のメンバーも十分魅力的であり、そちらにも着目してほしいところ。一方で、懐かしの要素やここで挙げた2人を、ひとつの入り口としては魅力的な存在であり、そこからプレイして楽しんでみるのもいいだろう。
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