博報堂ら3社、ヤフーの調査パネルデータを使ったTVCMプラニングソリューション

 博報堂DYメディアパートナーズ、ヤフー、Handy Marketingの3社は10月31日、ヤフーの調査パネル「Yahoo!メディアオーディエンスパネル」をはじめ多様なデータを活用したテレビCMプラニングソリューション「Handy TV Insight」を提供すると発表した。


 Handy TV Insightは、Yahoo!メディアオーディエンスパネルから取得するテレビ視聴ログ、Yahoo! JAPANサイトの行動データや広告主サイトのコンバージョンデータなど、目的に応じたさまざまなデータを活用し、オンライン上でのアクションを最大化する効果的なテレビCMプラニングを提示する。

 Yahoo!メディアオーディエンスパネルは、関東・関西に居住する約8000人の調査モニタをベースに、24時間365日のテレビ実視聴データとYahoo! JAPANサイトの行動データを紐づけたヤフーの調査パネル。今回、博報堂DYメディアパートナーズとヤフーがHandy TV Insightを開発・提供し、データをテレビCMプラニングに活かす分析をHandy Marketingが担う。

 昨今、広告主によるテレビCMの評価指標として、CM視聴後の消費者のオンライン購買や会員登録、資料請求など、広告主サイト内アクションへの寄与度を用いるケースが増えてきているという。そのため、テレビCMプラニングにおいても、オンライン上のアクチュアルデータを有効活用したプラニングを求める声が高まっている。

 例えば、ヤフーが提供する広告経由で蓄積したコンバージョンデータをもとに、今後コンバージョンする可能性が高いユーザー層を抽出し、それらユーザー層の番組視聴傾向を明らかにできるという。これにより、広告主のKGI(Key Goal Indicator / 重要目標達成指標)に直接的に貢献する、より高度なテレビCMプラニングが可能となる。

 なお3社は、メディア横断の統合マーケティングの支援を目的とし、テレビとインターネットの次世代型メディアプラニングツール「Handy Media Planner」を4月に提供している。


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