Googleは削除ポリシーを更新し、私的な医療記録という新しいカテゴリを追加した。
Googleは米国時間6月22日、検索結果の削除ポリシーに関するページを告知なしに更新した。
更新されたドキュメントには、Googleが「一般の人々に関する機密の個人的医療記録」を削除する可能性があると記載されている。
Googleは通常、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく海賊版コンテンツの削除や欧州の「忘れられる権利」など、法律で求められた場合か、ユーザーに害をもたらすことが明白なコンテンツにリンクしている場合を除いて、検索結果を削除しない。
Googleが検索結果から削除するその他のデータとしては、クレジットカード番号、署名の画像、国が発行する識別番号など、金融取引に関するデータがある。
Googleの検索結果から医療記録が削除されても、ウェブから個人の記録が削除されるわけではないが、Googleは中心的な役割を担っているため、医療記録がオンラインに流出した場合には影響があるだろう。
Googleの役割は2016年12月、インドの医療機関から4万を超える機密の病理報告書がオンラインに流出したことで注目を集めた。
当時、セキュリティ研究者のTroy Hunt氏が指摘したように、Googleは医療記録をインデックス化していただけでなく(それによりファイルを見つけやすくなる)、ファイルのコンテンツをキャッシュしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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