ドイツに住んでいる人は、今後「WhatsApp」での自分の情報がFacebookに持ち出されることはなくなる見込みだ。
Reutersによると、ハンブルクのデータ保護当局はFacebookに対し、人気の高いメッセージングアプリであるWhatsAppから取得する情報の収集と保管を中止するとともに、ドイツのユーザーから取得したすべての記録を削除するよう命じたという。
Facebookは約2年前にWhatsAppを190億ドルで買収している。
ドイツのプライバシー保護当局は、WhatsAppとFacebookが両社間でデータを共有することはないと保証して顧客を安心させたのち、Facebookが一般ユーザーを欺いているとして批判した。米国および欧州連合(EU)の規制当局も、WhatsAppのプライバシーポリシーの改訂について調査している。
米CNETはFacebookにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。同社はReutersの取材に対し、ハンブルクの規制当局と協力して懸念の解消に努めていると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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