レシピ提案から買い物リスト作成まで--何でも自動化するダイエットアプリ「Eat This Much」 - (page 2)

食費の上限、レシピの難易度など献立はカスタマイズ可能

 提案されたレシピが気に入らない場合は、「Regenerate」ボタンを押せば違ったレシピを提案してくれる。逆に気に入ったレシピがあった場合は、「Reccuring」ボタンを押しておけば、いつか献立の中に再登場させてくれる。1日の中でメニューの組み合わせを変えたり、食事の回数を増減したりすることも可能だ。

 さらに、料理の品数やレシピの難易度を選ぶこともできる。もっとも簡単なレベルに設定すると。1回の食事につき1~2品、1皿に必要な食材は5つ以下となるので、普段あまり料理をしない人や、料理する時間があまり取れない人にとっては助かる。あるいは、自作レシピを登録し、毎日の献立に組み込むこともできる。1回の食事にかけるコストの上限も設定できるため、食費の管理も簡単だ。

 ユニークなのが、米国の有名レストランのメニューを真似たレシピや、人気のスーパーマーケットの商品のレシピを献立に組み込める機能。試しに「和食」を検索してみたところ、「照り焼きチキン」や「うどん」「マグロの漬け丼」など、日本人に馴染みのあるメニューも含まれていた。

 自分の体重の変化を入力すれば、ダイエットの途中経過をグラフ化し、目標体重に対する達成状況を知ることもできる。同社のTwitterアカウントでは、ダイエットに最適なレシピ情報を頻繁に発信している。

有料プランは「買い物リスト」まで用意

スマホアプリを使えば、食生活の管理もより簡単に スマホアプリを使えば、食生活の管理もより簡単に
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 Eat This Muchは、iOSとAndroid対応のアプリもリリースしており、スマートフォンでより気軽に自分の食生活を見直すことができる。

 サービスは無料で利用できるが、月額9USドル(年間契約で7USドル/月に割引)で「プレミアムバージョン」にアップグレードすることも可能。無料バージョンでは献立が1日ごとに提案されるのに対して、プレミアムバージョンでは1週間分をまとめて、必要な買い物リストまでつけて提案してくれる。

 プレミアムバージョンでは他にも、ダイエットの状況をより正確に把握するための「間食を記録する機能」、夕食の残り物を翌日のランチとして持っていくことを見越して、多めに作る提案をしてくれる「残り物機能」も提供している。

 同社の調査によると、サービスのユーザーは、以前よりも外食する回数が減り、自炊した残り物を食べる機会が増える傾向にあるという。

 ダイエットの最大の敵は継続すること。ここまであらゆることを自動化し、しかも自分の好みに合わせてくれるとなれば、一度試してみる価値はあるだろう。

(編集協力:岡徳之)

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