Intelは、当初ネットブック向けとして開設し、その後ウルトラブックなどの製品向けに運営していたアプリケーションストア「Intel AppUp Center」を終了する予定だ。
AppUp Centerは、同サイトに掲載された通知文によると米国時間3月11日に終了するという。
AppUp Centerには終了の理由について、「AppUpを終了することにより、Intelは次世代のプラットフォーム改革の発展にこれまで以上の力を注げる」と書かれているだけで、それ以上の明確な説明はほとんどない。
よくある質問(FAQ)のコーナーには、「一部のアプリケーションはAppUpクライアントとの通信を必要とするため、2015年5月15日以降はうまく動作しない可能性がある」と書かれている。
だが、Intelの広報担当者は、米CNETとの短い電話インタビューで、終了の理由について次のようにもう少し詳しく説明した。「市場が変化しており(中略)消費者のニーズが変化しているので、再編成してクラウドベースのサービスに注力しようとしている」
この広報担当者は、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)に言及して「2013年に買収したMasheryとAeponaを通じてAPIに力を注ぐ」と述べた。
Intelは2010年1月にIntel AppUp Centerを開設した。
Intelは当初、AppUpは(米国では現在あまり使われない製品分類である)ネットブック向けだと述べていたが、PCやスマートフォン、テレビなどのデバイス向けに移行することを予定していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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