「PhotoCal」は、撮影日や撮影場所といった情報をもとに、カメラロール内の写真を検索できるアプリだ。複数の検索軸が用意されており、目的とする写真をすばやく呼び出せるほか、一覧性にも優れているのが特徴だ。
本アプリは上部のボタンを用いて検索方法を切り替えられる。デフォルトになっているのはカメラロールとほぼ同様のアルバム表示だが、これ以外にもさまざまな表示方法が用意されている。例えば月次表示であれば、写真を撮影月ごとに表示することができるので、撮影時期がうろ覚えでも写真を探しやすい。
また月次カレンダーの日付をタップすることでその日に撮影した写真を表示するという、撮影日別の表示方法も用意されている。さらにマップ表示では、写真に埋め込まれているGPSデータをもとに地図上に写真をプロットし、撮影地点別に写真を表示できる。以上の表示方法を切り替えつつ、目的とする写真をすばやく探すことができる。いずれも直感的に操作できるので、初心者であってもハードルは低い。
インターフェースも洗練されており、これだけであれば満点をつけてもよいアプリなのだが、ひとつネックなのが、検索方法によっては同じ写真が2枚並んで表示されるケースがあること。アプリのカスタマーレビューにも同様のコメントがあるのだが、いまのところ反映された気配がない。これさえ修正されれば、iPhone向けのフォト管理・閲覧ビューアとして、さらに評価が高まりそうだ。
なお本アプリは無料だが、起動直後および画面最下部に広告が表示される。アドオンのUpgrade Pro(85円)を購入すれば広告表示を無効にできるほか、写真のほかに動画も表示できるようになるので、長く使うのであればこのアドオンを購入しておいたほうがよいだろう。
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