個人用の活動量計で(睡眠の質も含む)アクティビティを総合的に測定したいのであれば、99.95ドルのFlexは素晴らしい製品となるはずだ。FitbitのOneも99.95ドルであり、Flexの核となる機能すべてを搭載し、階段を上った場合の段数もしっかり測定してくれるが、Oneのクリップは衣服から外れやすく、生地に引っかかってしまうことも多い。また24時間装着し続けるのも面倒である。こういった使い方には、リストバンド型の活動量計が適していると言えるだろう。
これらのことから、選択肢はNikeの高価なNike+ FuelBandや、それよりも少しだけ安いJawboneのUPに絞られる。Nike+ FuelBandは美しく、LEDを使用した、文字(と時間)を表示できる本物の画面を搭載しているものの、iOS機器としか連携できず、睡眠の記録も行えない。一方、JawboneのUPは睡眠と歩数を記録できるものの、表示機能が欠けている。またNike+ FuelBandはBluetoothテクノロジをプロプライエタリなかたちで(つまりiOS接続に特化して)使用しているものの、UPでは物理的な接続が必要となる。これらとは対照的に、Flexは快適に装着でき、Bluetoothによる同期機能(iOSおよびAndroidに対応)を含む、より多くの機能を搭載しているうえ、パワフルな分析ツールにもアクセスできる。このため、筆者はFlexを「買い」だと考えている。もう少し安い製品を探しているのであれば、Fitbitから59.95ドルで発売されているZipも手頃な製品と言えるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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