ソニー、2009年製液晶テレビ「BRAVIA」の一部でリアキャビネットが破損する不具合

 ソニーは3月14日、液晶テレビ「BRAVIA KDL-40V5/46V5」にリアキャビネットにおける不具合が発生したと発表した。該当製品を所有するユーザーにはリアキャビネットを無償で交換する。

 BRAVIA KDL-40V5/46V5は2009年2月に日本国内で発売されたもの。壁掛け用取り付け部を用いて移動式(台車付)スタンドに設置したテレビが移動中に落下した事例が発生しているという。現在までこの事例は3件報告されており、調査によって、リアキャビネットの樹脂材料が想定以上に劣化して柔軟性が低下し、外力が加わった際に、破損に至る場合があることが判明した。

 該当製品は2009年5~12月までに生産された、本体色がブラックのモデルで、生産台数は約10万9千台。製造番号は40V5が1000001~1088965、46V5が1000001~1019732になる。なお、該当製品においてもテレビに付属されているテーブルトップスタンドでの設置など、リアキャビネットの壁掛け用取り付け部を用いず設置している場合は、リアキャビネットの破損には至らない。

 ソニーでは、同日からウェブサイト などで案内を開始しており、専用窓口も設置している。リアキャビネットの無償交換は、日程調整の上ユーザー宅を訪問して行うとのことだ。

 連絡先は、ソニーテレビ受付センター(電話:0120-335-855)で、受付時間は9時から18時(土日祝日は17時)。

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