コミュニケーションサービスも含めて、カテゴリやジャンルを特に絞っていません。社内から上がってきた案件に関して、つど事業可能性を判断しています。たとえばコミュニケーションサービスについても、mixiの中にあった方がいい場合は、2つめのmixiのユニットの1つとして動くことになります。
mixi、Find Job!に続くサービスを生み出したいと思っています。「3年でmixiと同じものを作ろう」とも話しています。
イノベーションセンターの一番のミッションは、出したアイデアをそのまま評価することではなく、「どう事業化できるか」を考えることです。厳しいと思えば自ら引き、新しいアイデアを考えてもらうこともあるかと思いますが、基本的には起案者の心が変わらない限りビジネスプランをやり抜いてもらいます。
クラウドを使うなりすれば、エンジニアがサービスを立ち上げ、起業しようと思えばできてしまうところがあります。そういったキャリアプランと比較しても見劣りしない、それ相応のインセンティブを考えています。一方で事業が失敗したからと言って、それが直接の評価になるという形にはしていません。
言ってみれば(起業と比較して)「ミドルリスクミドルリターン」です。将来的にはイノベーションセンターでの事業化を目指してミクシィに入社する、ということも考えて欲しいと思います。
もちろん仕込みはありますし、理想としては2カ月に1つ程度はサービスを公開したいと考えています。リーンスタートアップではないですが、MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)を数カ月で試していきたいと考えています。
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