モバイルアプリ開発者になるということ - (page 2)

Terry Kilby (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎2012年11月26日 07時45分

 とにかく繰り返しテストが必要:仕事の大部分は、アプリのアーキテクチャを作り、コードを書くことになるだろうが、膨大なテストと修正にも大きな時間が取られることになる。心構えをしておくべきだ。ウェブ開発者が異なるブラウザでサイトのテストをしているように、モバイルアプリ開発者も、どんなデバイスでも十分な性能と動作が保証できるように、異なるOSでアプリをテストする必要がある。お分かりだろうが、誰もが最新バージョンのiOSを使っているわけではないし、Android OSとデバイスには何百という組み合わせがあり、それぞれが異なる解像度、スクリーンサイズ、その他の要素を持っている。しかもこれは、「BlackBerry」や「Windows Phone 7」、その他のモバイルプラットフォームを計算に入れずにのことだ。

 業界としてまだ新しい:モバイル技術の進歩は速いが、いまだに揺籃期にあり、会社によって仕事の内容は大きく異なる場合がある。あなたは開発者として、モバイル戦略からアーキテクチャ、デザイン、マーケットプレイスでのアプリのリリースに至るまで、あらゆる仕事に関わる可能性がある。もちろん、コーディングの他にだ。テクノロジの世界が変わるにつれて、責任も変化していくかもしれず、今やっていることと2年後にやっていることはまったく違っている可能性もある。

 どんな仕事でもそうだが、モバイル開発が自分にあったキャリアかどうかをよく確認すべきだ。上記で説明したようなポイントについてよく考えれば、十分な知識に基づいて選択することができるだろう。あなたがどんな判断をするかに関わらず、モバイルアプリ開発は今後確実に大きく広がっていく業界であり、今この道を選んだ人は、爆発的に成長する業界に、最初の時期から参加するチャンスを得ることができるだろう。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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