VAIO用のnasne対応視聴・録画アプリケーション「VAIO TV with nasne」についての説明では、ソニーのVAIO&Mobile事業本部の安彦剛志氏がはじめに「よく聞かれますが、PS3が無くても動きます」と切り出し、「torneがゲームコントローラーを最高に生かしたアプリケーションなら、これはPCの機能と性能を最高に活用したアプリケーションです」と語った。またPCと繋がることでの大きな魅力は、Blu-rayやDVD、HDDへの書き出しを挙げた。またVAIOでは最大8台でのnasneが接続可能で、最大8番組まで同時録画ができる。
なおこのアプリケーションは、nasneの発売にあわせてβ版をリリースし、Windows7搭載のVAIOユーザーに無償提供される。
Sony TabletについてはSシリーズとPシリーズともに、ソニーのアプリケーション「RECOPLA」を通じてnasneと連携する。またXperiaは最新機種のSXとGXが対応する。CHAN-TORUによる予約と、各機器のアプリケーションによる視聴により、nasneと機器だけで家中どこでも視聴や録画環境を構築することができる。また、PS Vitaに関しては開発中の「トルネ for PS VITA」(仮称)により、無線LAN経由でnasneにアクセスし、テレビ番組視聴や録画コンテンツの書き出しなどが可能となる。配信は2012年中を予定している。
なおnasneに関して、プロモーション面では連携による新しいテレビ体験をアピールするとともに、販売面でも家電売り場やゲーム売り場の両方でも、ソニー・マーケティングとともに両社で連携体制をとっていくという。
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