展示品には、Schulz氏が初期のころに試しに描いた鳥の絵も含まれている。同氏が最終的に採用したのは、あまり明細に描かれていないウッドストックだったが、初期の鳥はそれよりもはるかにリアルだった。ほかにもチャーリー・ブラウンとルーシーの目に対する奇妙なアプローチなど、さまざまなものが展示されている。
現在、年間約6万5000人が同博物館を訪れており、そのほとんどがカリフォルニア州の住民だとHuntsinger氏は言う。しかし、同博物館が世界中の人にとって魅力的な存在であるのは明白だ。「ピーナッツ」は間違いなく、20世紀後半に最も人気のあったエンターテインメントの一例である。
同博物館にはアニメ版「ピーナッツ」の歴史に捧げられた展示品や、同作品が時代に先駆けて環境問題を取り上げたことを説明する新しいコレクションも陳列されている。
「チャーリー・ブラウンとEPA(Charlie Brown and the EPA)」と呼ばれる展示コーナーまである。そこでは、チャーリー・ブラウンが米環境保護庁(EPA)を相手に重大な問題を起こすシリーズが展示されている。その問題はあまりにも深刻だったので、チャーリー・ブラウンは怒りのあまり有名な「凧を食べる木(kite-eating tree)」をかじった後で、家出する羽目になった。
そのような木が展示されていなければ、「ピーナッツ」博物館とは言えないだろう。そのため、屋外の中庭には実際に凧を食べる木が植えられている(複数の彫刻も設置されている)。少なくとも、その木の中には凧がある。
総合的に見ると、同博物館には「ピーナッツ」ファンが1〜2時間を費やす価値がある。少なくとも、有名な米国のルート101を通ってサンタローザまで来る人々にとってはそうだ。
有名な「第一次世界大戦の撃墜王(World War I Flying Ace)」の格好をしてレッドバロンを必死で追跡しているスヌーピーの邪魔をしないようにだけ注意してほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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