特定の2つの場所、例えばカリフォルニア州マウンテンビューにあるMicrosoft Researchの研究所とサンフランシスコ市街中心部にある米CNET本社との間の道順を調べることも、非常に簡単だ。Google Mapsでは曲がり角ごとにStreet View写真が表示されるが、Bingにはそのような便利なものはない。それほど多くのデータはとうていないからだが、道順の最後で「〜通りに達した場合は行き過ぎです」と注意する便利な機能と、一部の曲がり角の目立つ目印がリスト表示される機能で、その不足が多少補われている。
道順表示機能に見られるように、Googleが収集した大量のStreet Viewデータと同じところにMicrosoftが到達するまでの道のりは、非常に遠い。Googleは明らかに2日のMicrosoftの発表を意識しており、自社のブログに、SeaWorldとニューイングランドの教育機関ボストン大学のStreet View画像を追加したことを強調する記事を掲載した。
現時点では、速度と広範囲なデータという点でGoogle MapsはBingに勝っている。またGoogleも、同様の写真ギャラリーや、さらにはビデオといった便利なデータを表に出している。
しかし、Bingでは、はるかに多彩なやり方で世界を見ることができる。そのためにパフォーマンスは犠牲にされているが、旅行者や大都市の住人にとって、Google Mapsに代わる確かな選択肢の1つとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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