鳥瞰表示で市街をあちこちスクロールすると、Microsoftの「Photosynth」で作成され、ジオタグが付けられた画像ギャラリーを見ることができる。人の形をした小さな青いStreetsideアイコン(GoogleのStreet Viewアイコンはオレンジ色だ)をクリックすると、Streetside表示とPhotosynth表示を切り替えることができ、特定の場所にある緑色のアイコンをクリックすると、その場所を撮影したフォトギャラリーが表示される。例えばニューヨークのメトロポリタン美術館などの建物に鳥瞰表示でズームインすると、美術館の展示を見ることができる。
Microsoftが立ち上げたBing Maps BetaのStreetsideは、米国のおよそ100の大都市圏をカバーしているが、これが実際に有用なのは中規模以上の都市の旅行や検索の場合だけだ。郊外のデータはかなり手薄になっている。それに、サンフランシスコのような都市の中でも、Streetsideは実質的に市街中心部に限られている。Microsoft関係者は2日、可能な限り早くデータを追加する計画だと述べたが、それにはかなりの時間がかかる可能性がある。
Bing Maps Betaで、サンフランシスコのような都市や町を単純に検索すると、ページの左側、該当地域の地図の隣に、その都市に関するWikipediaの記事、天気情報、Photosynthギャラリーへのリンクが表示される。「more details」をクリックすると、その他の写真、地域ニュース、「人気の観光スポット」へのリンクが表示される(もっとも、サンフランシスコの人気の観光スポットとしてオークランド港が挙げられていことについては、考え直した方がいいだろう)。
特定の住所、例えばサンフランシスコ市街中心部のセカンドストリートにある米CNETのオフィスを検索して、「What's Nearby」リンクをクリックすると、一定の半径の範囲内にあるバー、レストラン、ガソリンスタンドなどの場所を示す便利なアイコンが表示される。
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