IDCはまた、主要な携帯電話メーカーの四半期の業績について報告した。
Nokiaは引き続き不振に苦しみ、2009年第3四半期に20%の売上減を記録した。同社は流れを食い止める戦略の一環として、Dopplrとcellity、ソーシャルネットワーク開発企業Plum Venturesの一部を含む複数の企業を立て続けに買収した。
サムスンは大幅な改善を果たした。同社は2009年第3四半期、タッチスクリーンとQWERTYキーボードを両方搭載するメッセージングデバイスの需要に支えられて6000万台以上の携帯電話を出荷し、四半期別の新記録を打ち立てた。Strategy Analyticsによれば、サムスンは第3四半期に21%の市場シェアを獲得したという。
LG電子も、第3四半期に3000万台を出荷して新記録を達成した。だが同社は、スマートフォンとプリペイド式携帯電話の不足から、これらの分野の恩恵を享受できなかった。
Motorolaは携帯電話メーカーのランキングで順位を落としたが、再建プログラムを通じて営業損失を縮小させた。同社は注力の対象を従来型携帯電話からスマートフォンへ移しており、新たなスマートフォン「Droid」に大きな期待をかけている。Droidは、11月6日にVerizon Wirelessの店舗で販売開始される予定だ。
Strategy Analyticsはまた、Appleの輝かしい2009年第3四半期の業績についても調査し、世界で740万台もの「iPhone」が販売され、2.5%の市場シェアを記録したと報告した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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